【第1回】【基礎】4大補償について
こんにちは。sudokoです。
今回はこのようなラインナップになっております。
- 自動車保険の基礎の基礎、4大補償とは?
- 各補償の概要
- まとめ
それではいってみましょう!!
1. 自動車保険の基礎の基礎、4大補償とは?
自動車保険の補償には大きく分けて、下記4つの補償があります。
- 相手(人)に対する補償 / 対人補償
- 相手(物)に対する補償 / 対物補償
- 自分(人)に対する補償 / 人身傷害補償、搭乗者傷害補償
- 自分(物)に対する補償 / 車両保険
この4つが、今後、自動車保険を説明する上で必須の知識になっております。
どの保険会社で加入する場合も必要な知識です。
概要は次章で説明いたしますが、絶対に覚えておいてください。
2. 各補償の概要
それでは、具体的に例を挙げて説明してみましょう。
赤い車が信号待ちで停車中、前方不注意により青い車がぶつかってしまいました。
赤い車を運転していた赤坂君、青い車を運転していた青田君が両者ともにケガをしてしまいました。
もちろん、両者のお車も凹みやキズなど、修理が必要な状態でした。
今回は 青い車に乗っていた青田君が100%過失の事故です。
青い車の青田君が契約をしている保険会社は、どのような補償が適用されるでしょうか?
【答え】すべて(4つ)の補償が適用されます。
(対人補償)
青い車の青田君が赤い車の赤坂君にぶつかったことにより、赤坂君はケガをしてしまった。
(対物補償)
対人補償同様、青い車が赤い車にぶつかったことにより、赤い車が壊れてしまった。
(人身傷害補償・搭乗者傷害補償)
今回のケースでは100%加害者側ですが、そんなことは関係なく、ぶつかったことにより青田君がケガをしてしまった。
(車両保険)
人身傷害補償同様、ぶつかったことにより、青い車が壊れてしまった。
といったような、補償がされます。
3. まとめ
- 相手(人)に対する補償 / 対人補償
- 相手(物)に対する補償 / 対物補償
- 自分(人)に対する補償 / 人身傷害補償、搭乗者傷害補償
- 自分(物)に対する補償 / 車両保険
本日はこれだけでも覚えて帰ってください。
以上になります。
ありがとうございました。
はじめに...
はじめまして、こんばんは。
sudokoでございます。
今回は最初の記事ということで、当ブログの説明を簡単にしたいと思います。
当ブログは、元保険会社社員の観点で、自動車保険に加入する上で、必要な知識を分かりやすくご説明するブログとなっております。
なぜこんなブログを立ち上げたのか?
それは、代理店で加入することが当たり前であった中、最近は若い子を中心に通販(インターネット)で加入する方が増えております。
そのような方の保険証券を見ると、「対物補償1,000万円」となっている方がいます。
これがどれだけ危険なことは分かりますでしょうか?
具体的な説明は後日いたしますが、保険料を安くすることを考えすぎて、必要な補償まで削ってしまっています。
実際に事故があったときに、全く使えない保険になっていたら、どう思います?
ムダですよね?
そんな内容で保険に加入をするなら、加入せず、浮いた分のお金を貯めておいた方かまだマシです。
私自身、通販系で保険に加入することは大賛成です。
代理店で加入するよりも、ほぼ同じ内容なのに安いことが多いからです。
ただ、知識がほとんど無い状態で、通販系の保険に加入するのは大反対です。
簡単に人生が終わってしまいますよ。
少し長くなりましたが、今回はこのくらいにしておきます。
最後まで見ていただいて、ありがとうございました。